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正社員とバイトの掛け持ちってどうなの?おすすめの働き方を紹介

アルバイト

正社員とバイトなどの副業の掛け持ちが一般的になってきていますね。

収入面での不安や働き方の多様化の影響もあり、正社員でも掛け持ちでバイトをしたいと考えている方は増えてきています。
また、平成30年度に厚生労働省より「副業と兼業の促進に関するガイドライン」が発表されて以降、各企業で副業の解禁が進みました。

今回は、正社員でもバイトの掛け持ち可能なのか?というところから、掛け持ちをする上での留意点と、目的に合っているかという視点で、おすすめの働き方について伝えていきます。

バイトと正社員の掛け持ちが増えている理由

労働制作研究・研修機構の、最新(2023年9月22日)の調査結果を見てみましょう。副業をしている人は、調査対象者全体の7.2%を占めていることがわかりました。

「仕事をしている」者のうち、副業をしている人(以下「副業者」)は7.2%だった。(中略)。副業の就業形態について、収入がもっとも高いもの(以下、「主な副業」)を抜き出してみると、「パート・アルバイト」が41.4%でもっとも割合が高く、次いで「フリーランス等」(24.9%)などとなっており、両者で6割強を占める

副業者の就業実態に関する調査(強調は筆者)

また、「副業をする理由」という調査では

収入を増やしたい」「生活水準の維持」「活躍の場を広げたいという回答が上位を占めていました。

副業をする理由(複数回答)は、「収入を増やしたいから」が54.9%でもっとも割合が高く、次いで「1つの仕事だけでは収入が少なくて生活自体ができないから」(37.0%)、「自分が活躍できる場を広げたいから」(23.9%)

副業者の就業実態に関する調査

こうした結果からも、バイト(副業)と正社員の掛け持ちが増えている事実は、世の中の状況が色濃く反映されていると言えそうです。

掛け持ちの可否は就業先への相談が吉

バイトと正社員の掛け持ちをする場合は、まずは自分の正社員としての就業先に相談することが重要です。

労働者は、副業・兼業を希望する場合にも、まず、自身が勤めている企業の副業・兼業に関するルール(労働契約、就業規則等)を確認し、そのルールに照らして、業務内容や就業時間等が適切な副業・兼業を選択する必要がある。

副業と兼業の促進に関するガイドライン

上記のガイドラインに照らすと、一部の企業では副業を認めていないケースもあるということです。就業先のルールや制約に従って、掛け持ちを行うかどうかを決めましょう。

逆に言うと、相談をしなくても、副業が可能だったり、奨励をしている企業もあります。

掛け持ちを円滑にするためのスケジュール調整が重要

バイトと正社員の掛け持ちをする場合、無理をしすぎないように、予め業務量を調整しておく必要があるでしょう。
負担がかかりすぎて、本業に支障が出てしまったら本末転倒です。

両方の仕事を無理なくこなすために、労働時間や休日の調整をしっかりと行う必要があります。正社員は多くの場合固定給のため、時間管理や優先順位の設定を工夫することで、両方の仕事を効率的にこなせるようにしましょう。

また、そのようなスケジュール調整が効かない就業先では、そもそもあなたに強い負担がかかっていることが考えられます。掛け持ちを検討することができるように環境を変えるなどの方法を検討することも必要です。

「バイト」か「副業」か。掛け持ちの仕方は目的によって分けるべき

バイトや副業を選ぶ際には、自分の目的や希望に合わせて選択することが重要です。以下に、目的別のおすすめの働き方を紹介します。

収入を上げるために量を重視するなら、24時間営業の店舗でのバイト

もし収入を増やすことが主な目的であれば、24時間営業の店舗でのバイトがおすすめです。

コロナ禍で状況が変わった業界もありますが、小売系の店舗は、人手不足が続いています。
特に、夜間の時間帯には人が足りていません。

夜間や早朝の時間帯は、一般的に賃金も高くなるため収入を得る上では、効率的です。例えば、コンビニエンスストアやレストランなど、24時間営業している店舗でのスタッフとして働くことが考えられるでしょう。

急ぎでお金が欲しい!異業種を経験したい!そんな人は「タイミー」が便利

急ぎでお金を用立てる必要があったり、異業種のリサーチが主な目的であれば、「タイミー」などのスキマバイトアプリを活用すると良いでしょう。

タイミーなどのアプリでは「面接・履歴書なしで就業可能」「即日入金」な案件が数多くあることをアピールポイントとしています。また、条件によっては、様々な職場での経験を積むことができます。

このようにスポットで働くという就業形態が徐々に広がってきています。人間関係に囚われず、働き手の都合に合わせて色んなアルバイトを経験できるためです。

スキルを身につけるなら、未経験OKのインターネットを使った副業がおすすめ

もしスキルを身につけることが主な目的であれば、インターネットを使った副業がおすすめです。

例えば、プログラミングやデザイン、ライティングなどのスキルを学びながら、収入を得ることができます。オンラインの仕事プラットフォームやフリーランスサイトを活用して、自分の得意な分野で仕事を受けることができます。

バイトと正社員の掛け持ちの実情と留意点をお伝えしました。

  • バイトと正社員の掛け持ちは浸透しています
    • 円滑に働く上で、社内の規則の確認、スケジュールの調整が効くかの確認は大切
  • 「バイト」か「副業」か。掛け持ちの仕方は、目的によって分けるべきです
    • 効率よく働くなら店舗スタッフやスキマバイトアプリ・スキル重視なら副業がおすすめ

掛け持ちのバイト・副業、詰め込み過ぎによる時間や体力面での消耗についても指摘しましたが、最初から希望するシフトを全て入れるのではなく、無理のないように、徐々に増やしてペースをつかんでいくことがおすすめです。

自分の目的や状況に合わせて、適切なバイトや副業を選び、効果的なスケジュール調整を行うことで、多様な経験やスキルを身につけることができるでしょう。