チャットでも良い?休職したいときの上司・同僚への伝え方と考えておくべきこと

仕事

休職を希望しているとき、それをどのように上司や同僚に伝えるか悩まれる思います。

普段顔を突き合わせていることもあり、直接診断書を持って伝える方法が理想とされていますが、実際のところはどうなのでしょうか。

結論、休職したい時はチャットやメールなどの文書で伝えても問題ありません。

体調を優先しつつ、正しく早めに状況を伝えるに越したことはないからです。また、休職の申請方法について就業規定に書かれているケースはありません。

不安を払拭して、休職の手続きを進めていきましょう。

休職したい時はチャットやメールで伝えてもOKな理由

体調を最優先に、正しく早めに伝えるべき

休職の理由は人それぞれですが、伝える内容を明確にし、早めに事実を伝えることが重要です。

直接話さないといけない義務感から、連絡をし損ねたり、無断欠勤をしてしまうと逆に会社や同僚になくても良い迷惑がかかってしまいます。

それが体調の問題であれ、家族の問題であれ、プライベートな問題であれ、その概要は早めに伝えることが重要です。

休職の申請方法について就業規定に書かれているケースはほぼない

「休職制度」は法律で定められた制度ではありません。なので、就業規則の中に、制度として明文化されている場合がほとんどです。

その規則の中に、申請方法についてわざわざ定めているケースはまずないと考えて良いでしょう。

基本的な雛形をベースに作成される雛形に記載されているのは

  • 休職が認められるケース
  • 休職の当事者となりうる該当者

などの項目、つまり「休職が妥当かどうかを判断する基準」を記載しています。

休職したい時の伝え方

休職したいときの伝え方について考える際、まず考慮すべきなのは、休職の理由と期間です。これらを明確に伝えることで、上司や同僚からの理解を得やすくなります。

診断書をもらって共有。原本は郵送でもOK。

理由が健康問題であれば、精神科医に行って診断書を受け取りましょう。

まず、画像を送って内容を示すことで取り急ぎ「あなたが休職を選択した理由」を説明することができます。

筆者の場合、原本は後から郵送しました。社内手続きを進めることで傷病手当金を受け取ることができるためです。この際も、上司とのやりとりが対面で行われるとはありませんでした。

信頼できる家族やパートナー、友人に相談する

また、休職を伝えること自体が難しい場合は、信頼できる家族やパートナー、友人に相談するのも一つの方法です。

自分の状態をメール・チャット伝える

個人的な問題であれ、それを伝えることで、上司や同僚はあなたの状況を理解し、支援するための手段を考えることができます。また、休職期間の予定を伝えることで、業務の引き継ぎや代行者の選定など、具体的な対策を立てることができます。

メールやチャットで伝える場合は、メッセージを明確にして伝えましょう。

メールやチャットでは、精神が不安定な状態で、対面でのコミュニケーションを行うことで感情的になることを防ぐことができます。

あくまで事実を伝える手段であることを念頭に入れておきましょう。上司や同僚の反応を予測し、それに対する対応策も考えておくことが重要です。

休職したい時は正確に、早めに、誠意を伝えるのが大切です

休職をすること自体は、あなたの権利なので、全く思いとどまる必要はありません。

しかし、会社に残るメンバーへの影響を考えて誠意を持って対応するに越したことはないでしょう。

感情的になる必要は全くありませんが、仮に復帰する場合もそのまま退職・転職する場合も、可能な限り円滑に物事が進められるようにしておくのがおすすめです。

休職は大きな決断であり、それを伝える方法も重要です。その方法がチャットであれ、直接話し合いであれ、最も適切な方法を選び、それを実行することが大切です。

休職の意向を伝えるのは難しいかもしれませんが、それを適切に伝えることで、自分自身の未来に影響を与えることができます。