気兼ねなく話せる友人やパートナーほど、時として言葉が先走り、思わぬトラブルを招くことがあります。誰にでも起こりうることです。
問題は、「言い過ぎた」ことに対して自己嫌悪になって終わってしまうことです。
結論、自分の挙動や感情を振り返るために、自分の思考を書き出すジャーナリングなどの方法がおすすめです。
どのように自己認識を深め、具体的に改善を図るかによって、人間関係を修復したり、より良いものに変えていくことができます。
この記事では、具体的なシーンと合わせて、ジャーナリングのタイミングや進め方について一緒に見ていきましょう。
言い過ぎたと自己嫌悪になってしまうとき
励ましのつもりが説教になってしまった
友人やパートナーを励まそうとしたつもりが、不意に説教めいた言葉が口をついてしまうパターンです。
向こうが期待していることと、自分が実際に伝えたことのすれ違いから一言多く言ってしまい、喧嘩に発展してしまうようなケースです。
思ってもないことを言ってしまった
また、本当は思ってもないことを言ってしまい、後から「何であんなことを言ったんだろう」と自己嫌悪に陥ることもあるでしょう。
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言い過ぎて自己嫌悪になる人へのおすすめの習慣
言葉を制御する能力を身につけるための一つの方法として、ジャーナリングをおすすめします。
ジャーナリングとは、自分の感情や思考を箇条書きにして書き出すことです。
自分が何を感じ、何が原因でそう感じるようになったのかを理解するための、非常に効果的な手段と言えます。
ジャーナリングで、自分の悩みや辛さを箇条書きで書き出す
まずは、言い過ぎてしまった状況やその時の気持ち、そしてそれによって引き起こされた自己嫌悪などを箇条書きで書き出しましょう。
ジャーナリングを行うことで、自分の感情や考えを整理することができます。さらに、書き出すことで、自分の問題を客観的に見ることが可能になります。
自己認識を深める上で非常に重要なステップとなります。
ジャーナリングのおすすめのタイミングは、ズバリ朝
ジャーナリングを行うおすすめのタイミングは、朝です。朝は一日の始まりであり、新たな気持ちで一日をスタートすることができます。
新鮮な気持ちで自分自身と向き合うことで、より深い自己理解につながります。また、朝に書くことで、一日中考え続けることが減り、頭がすっきりすることもあります。
言葉は時として力強いツールであり、それは私たちを助けることもありますが、逆に傷つけることもあります。
だからこそ、自分の言葉を振り返ることが重要です。
ジャーナリングによって自分の感情を理解し、そしてそれを通じて言葉の力をコントロールすることができるでしょう。自己嫌悪に陥ってしまうような言葉の乱れを未然に防ぎ、より良い人間関係を築くための一助となることでしょう。