「特に何もすることはないけど、なんとなく毎日夜更かししてしまう」
夜型の人なら誰でも悩ましいと感じたことがあると思います。わかってもやめられないですよね。
でも、少しでも「だらだら起きている時間はなるべく減らして、次の日気持ちよく過ごせるようにしたい」と考えているのであれば、この記事は役に立つはずです。
なんとなく夜更かしをしてしまう人の心理や、その習慣、そして夜更かしをしたくない、朝型になりたい人におすすめの習慣を深く探ってみましょう。
毎日夜更かししている人が持っている心理
まず初めに、夜更かしをする人が持っている心理とは何でしょうか。
1日をやりきっていないように感じている
一つ目の理由は、「1日をやりきっていないように感じている」というものです。
この感覚は、一日の中で何かをやり残した感じがする、あるいはもっと何かをすべきだという強迫観念から来ています。その結果、自分に与えられた時間を最大限に活用したいという気持ちから、夜更かしをしてしまうことがあります。
寝る時間が惜しい
二つ目の理由は、「寝る時間が惜しい」という気持ちです。
寝ることを「無駄な時間」と感じてしまう人は、その時間を使って何か別のことをすることで、自分自身の存在価値を感じたいと考えているのかもしれません。これは、自分の時間を有意義に使いたいという強い欲求から来ている可能性があります。
単に静かに過ごせる夜が好き
最後に、「単に静かに過ごせる夜が好き」という人もいます。夜間は多くの人々の活動が静まり、静かに過ごせる時間となります。
その静けさが好きで、その時間を最大限に活用したいと考え、夜更かしをしてしまうこともあるでしょう。
なんとなく夜更かししてしまう人の習慣
次に、なんとなく夜更かししてしまう人が持つ習慣について見ていきましょう。
寝る前にSNSを見ていて目が冴える
一つ目の習慣は「寝る前にSNSを見ていて目が冴える」ことです。スマホやパソコンのブルーライトは覚醒を促し、それにより睡眠を邪魔します。その結果、目が冴えてしまい、寝つくのが難しくなってしまうのです。
寝る時間を決めていない
二つ目の習慣は「寝る時間を決めていない」ことです。寝る時間が一定でないと、体の生物学的なリズムが乱れ、結果として睡眠の質が低下します。これは、良質な睡眠を得るための大きな障害となります。
お風呂に入るのを忘れる・スキップする
最後に、夜更かしを引き起こす習慣としては「お風呂に入るのを忘れる・スキップする」ことが挙げられます。
お風呂に入ることで体温が上がり、その後下がることで自然と眠気が生じます。
お風呂に入らないでいると、眠気を催すタイミングを逃してしまうので、結果として夜更かしに繋がってしまうことになります。
夜更かしをしたくない・朝型になりたい人におすすめの習慣
では、夜更かしをしたくない、朝型になりたいと思っている人にはどのような習慣がおすすめなのでしょうか。
早起きを習慣にして日光の光を浴びるようにする
一つ目の習慣は、「早起きを習慣にして日光の光を浴びるようにする」ことです。日光を浴びることで体のリズムが整い、自然と朝型になることができます。
セロトニンは日中に日光浴をすることで生成されますが、午後にはメラトニンという別のホルモンに変わります。メラトニンは、私たちの睡眠の質に深く関わっており、夜眠くなるのはメラトニンが増えることによる影響です。
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また、早起きを習慣にすることで、一日の始まりを自分自身でコントロールする感覚を持つことができ、その結果、一日を有意義に過ごすことが可能になります。
寝る前にスマホの代わりに紙の小説を読む
「寝る前にスマホの代わりに紙の本を読む」のもおすすめです。
寝る前にスマホやパソコンの画面を見ることは睡眠に良くないとされています。ブルーライトによって、メラトニンの分泌が抑えられてしまい、結果として、睡眠が浅くなったり、睡眠の質が低くなってしまうためです。
その代わりに、ストーリー展開の緩やかな紙の本を読むことで、自然と眠気が来ます。ちょっとした行動の変更で、質の良い睡眠を得ることができるはずです。
寝る時間を決めて予定を立てる
最後に、「寝る時間を決めて予定を立てる」ことです。寝る時間を明確にし、その時間になったらスマホを見るのをやめ、静かに過ごす時間を作ることで、自然と早寝早起きの習慣が身につきます。
夜更かしは体調を崩す原因にもなります。早寝早起きの習慣を身につけて、健康的な生活を送ることは重要です。
自分自身の生活習慣を見つめ直し、必要な改善点を見つけることで、より良い生活を送ることができるでしょう。