楽しみな予定があると、その興奮からなかなか寝れない時がありますよね。
「少年時代ならまだしも、まさか大人になっても、楽しみで寝れないことがあるなんて」
そんな風に思っているかもしれませんが、あなたは物事を楽しもうとする力があります。楽しみがあること自体はとても素晴らしいことです。
とはいえ、これを読んでいるあなたは、今すぐにでも寝たい!と切実に悩んでいるはずです。本来はスマートフォンを閉じて目を瞑るべきですが、すぐにできる解決方法をご紹介します。
楽しみで夜に眠れない原因
興奮で眠れない
予定があることへの興奮が冷めやらないことが原因かもしれません。例えば、友人との旅行や大切なデート、待ちに待ったコンサートなど、楽しみな出来事は心をワクワクさせます。しかし、その興奮が高まりすぎてしまうと、なかなか眠りにつくことができなくなってしまうのです。
いつもと異なる生活リズムで過ごしている
イベントの前日ということで、早く布団に入っている場合、生活リズムがいつもと異なるため寝れないこともあります。
普段寝るのが遅く起きるのが遅い人が、次の日のイベントに備えて早く眠ろうとしている状況です。体がまだ疲れきっておらず、入眠しにくいということが考えられるのです。
寝れないことに焦ってさらに寝れない
また、寝ることができないという焦りがさらに眠れなくさせてしまうこともあります。
これは、心が落ち着かない状態になり、体のリラックスを妨げてしまうためです。焦りや不安感が募ると、ますます眠りにつくのが難しくなってしまうのです。
眠れないことへの恐怖感から、眠ろうと努力すればするほど、不眠はかえって悪化する傾向があります。慢性不眠症の治療は、まず前述の不適切な睡眠習慣や対処法を見直すことから始まります。
不眠症(Insomnia) | 国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所睡眠・覚醒障害研究部
ストレスがかかっており、活動に支障をきたすこともあります。
体調不良や集中力の低下など、睡眠不足はさまざまな問題を引き起こす可能性があるので、できることならたくさん眠りたいですよね。
楽しみで寝れない時の対処法
スリープヨガを試してみる
そんな時に試してみたいのが、スリープヨガです。寝る前の緩やかなストレッチは、体をリラックスさせ、心地よい眠りに導きます。スリープヨガは、深呼吸を組み合わせることで、心のリラックスにもつながります。
下記は一例です
- 仰向けになる
- 手足を天井に向かって上げる
- 力を抜いたまま、手足をぶらぶらさせる
上記のような単純な動作は、リラックス効果をつかさどる副交感神経に働きかけ、眠りへと誘うのが目的です。気合を入れてやり過ぎると交感神経が働き逆に目が覚めてしまうので、ゆっくりと自分が気持ち良いと思う範囲で行います
アロマを炊く
アロマを炊くのもおすすめです。リラクゼーション効果があるとされるアロマオイルの香りを部屋に広げることで、心地よい眠りに誘います。
特に、ラベンダーやカモミールなどの香りがおすすめです。その香りは神経を落ち着け、深い眠りを促す効果があります。
ホットミルクや紅茶を飲む
そして、ホットミルクや紅茶を飲むのも効果的でしょう。体を温めることで、リラックス効果が期待できます。
また、体を温めるだけでなく、心地よい眠りを誘う香りが広がります。
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以上の方法を試してみて、次の日の楽しみを十分に楽しむために、しっかりとした睡眠を取ることができるようになりましょう。
人によっては「このまま徹夜して臨もう」という人もいるかもしれませんが、次の日の楽しみを最大限に満喫するためにも、良質な睡眠は欠かせません。