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「お風呂がめんどくさい…」は精神的な疲れかも?原因と対策まとめ

生活

今回は、お風呂がめんどくさい人に対する対策についてお伝えします。

一般的にお風呂は、体を清潔に保ち、リラックスするために重要な活動です。

が、心身の健康状態によっては、お風呂に入ることのハードルが上がってしまうこともあることでしょう。

そこで今回は、お風呂がめんどくさい人に向けた対策について書いていきます。

筆者自身の経験を元に、無理せずに健康的にお風呂に入るヒントをお伝えしますので、ぜひ最後までお読みください。それでは、本題へ入る前に、お風呂がめんどくさい人の辛いところや理由について考えてみましょう。

「お風呂がめんどくさい」は心のシグナルかも

「何もやる気が起きない」「動けない」といった状況では、お風呂に入るのが億劫になる原因となります。

もちろん、単に後天的に「お風呂が嫌いになった」というケースもありますので一概には言えませんが、「お風呂に入るのが辛い」と感じているのは、下記のような状況になっていることが多いです。

普段当たり前にできていることがしんどくなる

今まで当たり前のようにお風呂に入っていても、精神的なしんどさの有無だけで、習慣が変わってしまうことがあります。

最初は「忙しくてお風呂に入れない」だったかもしれません。

いつしか「お風呂に入るのが特別なことで、とてもしんどいこと」になってしまうのです。

お風呂に入るのがめんどくさい理由

なぜお風呂に入ることがめんどくさいのでしょうか。以下のような理由が考えられます。

お風呂に入る時はやることが多い

お風呂がめんどくさいと感じる一つの理由は、お風呂の準備や手間など、やることが多いと感じられることにあります。

例えば、湯船を満たすために水を張る作業や、温度を調節する作業、などの準備段階。
また、「入浴後にお風呂を洗わなきゃ…」「髪を乾かさないといけない」
など後工程を考えると、入浴のハードルが非常に高く感じられることがあります。

入りたくても身体が動かない

エネルギーが低下し、日常の活動に対する意欲が減退することがあります。そのため、お風呂に入るという身体的な努力が大きく感じられ、行動すること自体が困難になるのです。

また、無気力・意欲の低下に伴って、お風呂に入るという行動を起こすこと自体が非常に困難に感じられることがあります。

主に上記が原因で、精神的な問題を抱えている時は、自己管理の能力が低下しており、日常のケアを行うこと自体が面倒に感じられるのです。

「入らないといけない」という気持ちにハードルを感じる

一般的に「お風呂には一日一回入るもの」という常識が、入浴を億劫にしています。

継続的に入浴ができるようになっても1日入れなかったら「お風呂に行かないといけないのに、習慣が崩れてしまった」という、ネガティブな気持ちが残ってしまい、翌日からまたお風呂に入れない生活に逆戻りしてしまうケースもあります。

お風呂がめんどくさい状態を克服するメリット

お風呂が入るのがめんどくさくなる原因について見てきましたが、ここからはお風呂に入る習慣を少しずつ取り戻すメリットをご紹介します。

お風呂に入ること自体に、心身に大きなメリット・変化が期待できるためです。

1. リラックス効果

お風呂は、体を温めることでリラックス効果があります。特に温かいお湯に浸かることは、心地よい刺激を与えてくれます。心身の緊張を解きほぐし、ストレスを軽減することができるため、精神的な疲労を抱える人にとっては、お風呂が重要なリラックス法となります。

2. 睡眠の質の向上

お風呂に入ることは、睡眠の質を向上させる効果もあります。温かいお湯に浸かることで体温が上昇し、体内のメラトニンという睡眠ホルモンの分泌が促進されます。

また、お風呂に入ることでリラックスし、日中の疲れやストレスを解消することができるため、より良い睡眠を得ることができます。

「お風呂がめんどくさい」と感じた場合の対策

先述のように、お風呂は日常生活の中で欠かせないものですが、お風呂がめんどくさいと感じる人にとって、精神的な問題で入浴するのが辛いと思っている人にとっては、克服は簡単ではないかもしれません。

ここからは、お風呂に入るハードルを下げる、お風呂自体を楽しい時間にする、仕組みに変えていくとい観点で、3つの対策をご紹介します。

1. 入浴するという作業を分けて一つ一つクリアする

やることが無限に感じられると、どんなに健康に良いことでも誰しもが億劫に感じるものです。全てを一気にこなすのは大変に感じられるため、一つ一つの作業に分けて、クリアしていく、という考え方でお風呂に入るハードルを下げていく方法があります。

例えば、お風呂に入る工程は下記に分けられます。

  • お風呂を洗う
  • お風呂を沸かす
  • シャワーを浴びて身体を洗う
  • 髪を洗う
  • 湯船に浸かる
  • 身体を拭く
  • 髪を乾かす

例えば、お風呂に入ること自体が負担に感じる場合に、まずはシャワーだけでも十分です。

そうすると、今晩こなすべき作業は下記になります。

  • お風呂を洗う
  • シャワーを浴びて身体を洗う
  • 髪を乾かす

身体を清潔に保つ上では、湯船に浸かる必要はありません。だいぶやることが少なく感じられるではないでしょうか。

とりあえず「入浴場で身体を洗う」ハードルを下げる上では、作業を省くことが手っ取り早いのです。

2. 入浴剤など香りを取り入れ、お風呂を癒しの時間に変える

お風呂に入ることを少しでも快適に感じるために、入浴剤やアロマを使うと良いでしょう。リラックス効果がある香りや成分を選ぶことで、入浴時に癒しを感じることができます。

お風呂に入ることが困難な人にとって、環境の整備は重要な要素です。

心地よい香りを漂わせるなど、自分がくつろげる環境を整えることで、お風呂に入るモチベーションを上げることができます。

3. 入浴の手続きをルーティーンにしていく

お風呂に入るための手続きをルーティーンに変えていくことも有効です。

例えば

  • 特定の時間にお風呂場に移動してみる
  • お風呂に入る前にリラックスする時間を設ける
  • 夜に歯を磨きに行くついでに、脱衣スペースにタオルを持って行く
  • そのために事前に必要なものをまとめておく。

お風呂は「入らないといけない」のではなく「自然と足が向くもの」に変えていくことにも工夫の余地はありそうです。

まとめ

精神的に疲労が溜まっていると、お風呂に入るという行為は、ハードルが高く、必要だと分かっていてもしんどい作業かもしれません、

お風呂がめんどくさいと感じる人にとっても、お風呂にはリラックス効果や睡眠の質の向上など、様々なメリットがあります。心身の健康をサポートに役立つことが期待できます。

この記事を読んだ方が、お風呂に入る上でのハードルを下げて心身ともに健康的な日常を送る一歩を踏み出せたら、嬉しく思います。